2014 collection pour Automne-Hiver

2014 collection pour Automne-Hiver

web_qq-14AW「SOME LIKE IT HOT !!!」

「SOME LIKE IT HOT! ! !」とは「お熱いのがお好き!」の意味。
マザーグースの手遊びのフレーズを引用した、かの有名な映画のタイトルのコトバ遊び。
ここではデセールショコラを意味します。
フレンチレストランやビストロ及びカフェ、サロンドテ、あるいは
ハイクラスなパリ行きの便の機内食などに登場するデセール。
デセールショコラというフレーズで様々な幸せなシチュエーションが浮かんできます。
中でも「Assiette de Dessert (皿盛りのデザート)」たるデセールのショコラ。
一つのお皿の中で完結した物語の中に遊び心と果てしない洗練を感じる小宇宙の景色。
歓喜と甘美な幸せな気持ちを呼び覚ますショコラのデセールのもたらす明るい未来。 高揚感で満たされる至福なひとときは洗練と刺激を与えてくれます。

テイクアウトもよいけれど、皿盛りのデセールはやはり最上級な幸せの小宇宙。
お皿の中の小宇宙にもきっと黄金比があるのではないかと思われます。

ここでのデセールはショコラ。中でもフォンダン・オ・ショコラに焦点を当ててみました。
シンプルでシックな外観。外側がドライなのに真ん中がとろりとした食感の面白さ。 五感に働きかける心地よい刺激、「きゅん」とくるような、ときめきの魔法にかかってしまいます。

更にシャルル・トレネ(Charles Trenet)の1938年の作品「BOUM !」をイメージ。 シャルル・トレネは、”シャンソンの父”、”歌う狂人”と称された
作詞家、作曲家など色んな顔を持つ多才なシャンソン歌手。
歌詞の中に登場する”ブン”という言葉は恋する気持ちで心臓がドキドキする音を表現。 これを舞台で踊り歌うトレネを観て、ジャン・コクトー(Jean Cocteau)は
トレネに”歌う狂人”という敬称「Le fou chantant」を贈ったといわれております。 歌詞の中の軽妙な擬音とトレネの独特な踊りにどきどきわくわく感が表現されていて デセールショコラの幸せ感と相通ずるように感じ、新しいトリコロールカラーで表現。
ショコラと好相性なカラフルな配色及びシックな配色の組み合わせで展開しております。

2014年秋冬のカトルカールのテーマは「上質な遊び心」。
普遍的ながらも賛沢にコミカルにかつ、シックに。
例えば、旅先のフレンチレストランのディナーにも着ていけるニットに加え、
雨の日も寒い日も暑い日も長く快適な気分で過ごせる、特注の新黄金比の素材。
デセールショコラを楽しんで頂けるようなアイテムの提案をしております。

2014 COLLECTION pour PRINTEMPS et ÉTÉ

2014 COLLECTION pour PRINTEMPS et ÉTÉ

web_14ss-dm「 RICE BALL GAME!!!」

「ライスボールゲーム」とは「Baseball game(ベースボールゲーム)」のコトバ遊び。
例えばフランス人が考えた日本食の「おむすび」、あるいは「パリの日本人」のような意味合い。
王道と異なりつつも、組み合わせの妙による新しい発見で不思議と腑に落ちるような面白さ。
いつもの自分が少しだけ新しい自分になれるようなリフレッシュされた、明るい未来の予感。

日常の中で常にニュートラルでありたいと思いながらも、そうもいかない事は沢山あります。
心の中が様々な事から解放された瞬間、心が洗われたような気分になります。
フレッシュではなく「リ・フレッシュ」された幸せな感覚は大人の醍醐味に思います。

カトルカール的な解釈で「白い、白い日」が今シーズンの軸となるテーマです。
今回は心が洗われるような「白」がイメージのベースとなっています。
・「G線上のアリア」…バッハの名曲
バッハ生存中は名もなき楽曲の一つで、没後100年の年月を経て発掘及び編曲された名曲。
名もなき曲が時空を超え、人の手が加わり更に新たな息吹を生み出して心に届く奇跡。
レクイエムではないのに様々な事が浄化されて癒されていくような美しい旋律、 白い光を連想させる崇高な静けさの中に存在する強くて優しいエネルギー。

・「鏡」(1975年)…アンドレイ・タルコフスキー監督の映画
言葉によって失うもの、沈黙によって失うものの両方を映像化した作品
記憶の中に「永遠」が存在する事を「鏡」を通して映像になるもの、ならないものとの隙間の描写。
鏡の中に映る景色、光と水の描写の光と影を併せ持った、独特な色気。
・夜と朝の間の夜明け前の白い朝
・究極の配合の塩むすびとシャルドネの白ワイン、シャンパンの組み合わせ。
お米自体にほんのり甘みがあり、組み合わせにより主役にもアクセントにもなる順応性。
炊き上がりの光沢感及び透き通ったお米の神々しい「白」。
日本茶などの定番ではなく白ワイン、シャンパンなどのクールな組み合わせがポイント。

時代を経ても変わらぬ普遍的な日常着の存在価値はクラシック音楽の普遍性に近い気がします。
モードとクラシックは真逆ながら実は紙一重なのかもしれません。
儚さと強さ、光と影、夜と朝、静と動など、「相反する」ものが実は背中合わせだったりする面白さ。
「白」とのコントラストの対比が楽しめる色の組み合わせ。
クリーンでスポーティブでクラシック、など意味合いに含みを持つ、
「相反する」遊びを今回は純然たる「ニット」に特化してお楽しみ頂けるような
「含みを持つ美味しい」提案をしています。

http://www.quatre-quarts.info/item/